お手入れ 2018.07.17
「雨ジミができた革靴」のお手入れ
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
7月も後半ですが、梅雨が明けても台風やゲリラ豪雨等、
なにかと雨が多い時期が続きますね。
前回、革靴の雨対策「防水スプレー」を紹介しましたが、
今回は 「雨ジミができた革靴」のお手入れをご紹介致します。
革靴が雨にぬれて放っておくと、シミやムラになって表れるのが、「雨ジミ」です。
雨ジミのお手入れの1番のポイントは、水拭きをしてぬれた箇所と乾いている箇所の
境目をわからなくすることです。
① 水拭きをする
・水でぬらし、軽く絞った布で、革の表面と内側をふく。
特にシミやムラの部分には布を押しつけて、多めに水分を加える。
・拭いた後は、直射日光を避けて、風通しのいい場所で、自然乾燥させる。
この時、シューキーパーを入れると型くずれしにくい。
・雨ジミが残っている場合は、繰り返し水拭きを行う。
② クリーナーで汚れを落として、靴クリームを塗る
・乾いた布に、革靴用クリーナーをつけて、靴の表面の汚れを落とす。
・靴クリームは、靴と同色か透明なもので、小ブラシにクリームをつけて靴の表面に伸ばす。
③ ブラッシングして仕上げる
・靴磨き用ブラシで、靴クリームを全体に伸ばすようにブラッシングをする。
・乾いた布で、靴クリームを拭き取るように磨く。
最後に雨ジミを防ぐ方法としては、雨にぬれた時は早めに拭き取る事と「防水スプレー」が効果的です。
ということで、今回は「雨ジミができた革靴」のお手入れのご紹介でした。
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