豆知識 2018.06.05
「革靴の雨対策 防水スプレー」
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
6月に入って、じめっとした梅雨の季節となり、どうしても、雨が多くなるこの時期。
靴へのダメージが厳しくなる時期でもあります。
そこで今回は 革靴の雨対策「防水スプレー」 をご紹介致します。
雨が革靴の内部に出来るだけ浸透しないように予防する事が大切です。
手軽な方法としては、防水スプレーを使用することです。
防水スプレーには、大きく分けて2種類あります。
【シリコン系】
水が染みるのを防ぐため、表面に皮膜を作り繊維の隙間を埋める。
<メリット>
・皮膜がしっかりと水を防ぐ
・スプレー後すぐに効果が出る
<デメリット>
・油滲みしやすい
・持続時間が短い
・空気を通しにくいので、革が劣化しやすい
【フッ素系】
水より細かいフッ素樹脂を繊維に浸透させ、水を防ぐ
<メリット>
・通気性があり革が痛みにくいので、天然皮革の製品に最適
・布地やナイロンなど、色々なものに使える
<デメリット>
・即効性が低く、樹脂が浸透するまでに時間がかかる
革靴には、革が痛みにくいフッ素系の防水スプレーがおすすめです。
長く使う事でフッ素樹脂が浸透し続け、雨や汚れをより弾きやすくしてくれます。
ただ、浸透するまでに時間を要するので、スプレーによりますが、
基本外出の30分前に使用するのがポイントです。
ということで、今回は「革靴の雨対策」として防水スプレーのご紹介でした。
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